私たちは、メディアやビジネスの世界で長く仕事をしてきました。
その間に積み重ねてきた豊富な社会経験に加えて、法律と経営の高度な知識能力を合わせ持つ専門家集団です。
そんな私たちと、家庭やお店の悩んだり困ったりしている方々とが出会える場。
それが「オフィス文殊」です。
「3人寄れば文殊の知恵」と言います。
悩み事というのは、たいていは、あなたと相手方との間で発生します。 もっとも、その相手方は、「問題」や「トラブル」など必ずしも人間とは限りませんが。
その当事者のお2人に私たち専門家が加わって、3者が知恵を出し合ってお悩み解決のお手伝いをする。
それが「オフィス文殊」の基本スタンスです。
私たちの日常生活では、いつ何時、困ったり迷ったりする出来事が起こるか知れません。そんな時、法律を知っているかどうかで大違い。私たちは、ついつい法律は難しそうだからと敬遠しがちだけど、実は、一般庶民にとって法律ほど力強い味方はないんです。
なぜなら、警察であろうが暴力団であろうが、たとえどんなに強くて恐い相手でも、法律は誰にも平等に扱ってくれるから。平等ということは、結局弱い方に力を加えて、強い方の力を減らしてくれるということです。法律の前では、どんなにお金や権力がある人でも、力ずくで一方的にねじ伏せることは絶対に出来ません。
そう、日常生活で、本当に頼りになるのは法律なのです。
日常生活で起こりがちなこんなことあんなこと、そんな時に法律はどう味方になってくれるのか。実例をもとに、さまざまな事例をご紹介します。
日常生活には、ちょっとしたトラブルがそこらじゅうに転がっています。貸し借りとか、言った言わないとか、敷金返還とか、訪問販売とか電話勧誘とか……。
でも、トラブルに対して、人はついつい自分の都合のいい方に考えがち。ということは、相手も当然、自分の都合のいい方に考えているということになります。
となると、お互いの主張が対立するのは当たり前のことです。そこで必要になるのが、どちらにも肩入れしない、完全中立公平で客観的な物差し。
そうです。その物差しこそが「法律」なのです。
「三人寄れば文殊の知恵」……オフィス文殊は、あなたと相手方との間に入って、その物差しを上手に使うことで3者が知恵を出し合って解決への道すじをつけていきたいと考えています。
今回は、東京ビートルズの2大ヒットの一つ“キャントバイミーラブ”を取り上げます。
先ずは歌詞から;
買いたいときは金だしゃ買える。ミンクのコートダイヤも買える。それでも買えない友達だけは~♪
買いたいときは金だしゃ買える。プールの付いた家でも買える。それでも買えない真心だけは~♪
Can’t buy me Love~。
と中々深い内容になっています。
これを2014年版経営コンサルタントバージョンに替えると;
買いたいときは金だしゃ買える。経営権はいつでも買える。それでも買えない社員の心~♪
買いたいときは金だしゃ買える。社長の椅子もいつでも買える。それでも買えない企業の文化~♪
となります。 クリックして続きを読む
このコーナーもすっかりご無沙汰してしまいました。
公私ともにあれこれと忙殺されていたのですが、少し時間の余裕が出来たので、久しぶりに新作?を・・・・・。
今回はユーミンの「スラバヤ通りの妹へ」を取り上げます。この曲は「水の中のアジアへ」と言うアルバムの一曲として1981年に発表されたものです。80年代の曲と言うのは、このコラムではかなり新しい方に入りますが、何と4曲しか入っていなくて、全ての曲がアジアをテーマにしたと言う不思議なアルバムです。
あまりメジャーな曲ではないので、ご存じない方も多いと思いますが・・・・。
この曲は、ジャカルタのスラバヤ通りを歩いている15歳のインドネシア人の少女との交流がテーマのほのぼのとした内容で、南国の風景の中のんびりと散歩している様子が、例のユーミン節にのって始まります。ところが、第二節でいきなりドキッとするフレーズが出てきます。「痩せた年寄りは責めるように私と日本に目をそむける~ ♪」と言うものです。81年のことですからこの年寄りは戦争を体験していると思いますが、日本に対して憎悪感を持っていたのでしょうか?
4月にJALの機内で『レ・ミゼラブル』を見ました。このコラムでは今まで邦画の名作ばかりでしたが、最新作の洋画を取り上げてみます。どんなことになるやら・・・。
レミゼラブルは言わずと知れたビクトルユゴーの小説の映画化であり、ミュージカル仕立て。過去にはジャンギャバン主演のものや、また、10数年前にも機内で英語の映画を見た記憶があります。
さて、あまりに有名なストーリーですが・・・。 クリックして続きを読む
2020年の東京オリンピック招致が大変盛り上がってきました。
嘗ては、オリンピックと言うと国力高揚やイデオロギーが前面に出て、あまり好感が持てなかったのですが、昨年のロンドンオリンピックや東京マラソン、WBC等、スポーツイベントの経済効果は絶大であり、是非、東京での開催を実現させて欲しいものです。
さて、この『海をこえて友よきたれ』(作詞:土井一郎、作曲:飯田三郎)は、1964年の東京オリンピックをテーマにした歌で、63年に発売されています。オリンピックと言えば先ず三波春夫の「東京五輪音頭」※ですが、当時の小学生は学校で、この「海をこえて~」か、「この日のために」※※のどちらかを歌わされていたので、同世代の中にも「海をこえて~」派と「この日の~」派があります。
この「海をこえて~」はNHK関係の曲で各レコード会社競作だった様ですがYouTubeでは藤原良と高石かつ枝とのデュエットによる爽快な歌で、オリンピックの高揚感を伝えてくれます。特に、曲の半ばのより速く、より高く、より強く~♪のところでグッと盛り上がります。 クリックして続きを読む
今回は、安城家の舞踏会です。公開が1947年とずいぶん古い映画ですが、現在に相通ずるところがあり、取り上げることとしました。
先ずは、あらすじから・・・・。
安城家は侯爵であるが、農地改革や財産税などの戦後の諸政策によって財産を没収され、唯一残った邸宅は、新川と言う成り上がりの貸金屋からの借金の抵当に入っており、弁済不能のため、手離さざるを得ない状態であった。
安城家は当主の忠彦(滝沢修)、長男の正彦(森雅之)、長女で出戻りの昭子、次女敦子(原節子)の4人家族。安城家の元運転手の遠山は、今や運送会社の社長であるが、敦子の依頼により、借金の肩代わりを申し出る。また、遠山は昭子を慕っているのだが、気位の高い彼女は、遠山を毛嫌いしている。一方、貸金新川の娘曜子と正彦は婚約関係にある。 クリックして続きを読む
久しぶりの映画から学ぶ経営ですが、今回は、東宝映画きっての名作である岡本喜八監督の“日本のいちばん長い日(昭和42年)”に挑戦します。
言うまでもなく、本作品は昭和20年8月14日正午から、玉音放送が開始される15日正午までの24時間をドキュメンタリー風に追いかけたもので、米映画のThe Longest Dayがノルマンジー上陸作戦を描いたイケイケ風戦争映画であるのに対して、The Japanese Longest Dayは、玉音放送前の24時間の出来事を追いかけると言う、とても重苦しいものになっています。さて、長いストーリーを手短に纏めます。
・連合軍からのポツダム宣言受諾の是非について、最高戦争指導会議でも政府・軍の首脳は結論を出すこと が出来ず、天皇の決裁を仰ぐ。天皇の決断はポツダム宣言受諾であり、終戦の詔書を至急作成する様に指 示が下される。 クリックして続きを読む
今回は、松尾和子と和田弘・マヒナスターズの「誰よりも君を愛す」、吉田正作曲、川内康範作詞、第二回レコード大賞受賞曲(1960年)と言う名曲中の名曲を怖れ多くも取り上げます。
和田弘とマヒナスターズは、57年のデビューとされていますが、60年より新人女性歌手とのデュエットとコーラスを務めて、売り出すと言うビジネスモデルを発掘。その最初のパートナーが松尾和子です。これが大当たりし、その後、吉永小百合(寒い朝:1962)、三沢あけみ(島のブルース:1963)、田代美代子(愛して愛しちゃったのよ 1965)と立て続けに大ヒットを飛ばすと同時に彼女たちをスターに仕立てており、当時の歌謡界のイノベ―ターと言えましょう。
さて、この曲とビジネスとの関係とはなんでしょう。
それは、二番の歌詞“愛した時から 苦しみがはじまる愛された時から 別れが待っている”にあります。 クリックして続きを読む
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