筆者の体調が回復してきたこともあり、立て続けになりますが新作を発表させて頂きます。
今回は、1962年の東宝の怪獣映画「キングコング対ゴジラ」を取り上げます。
例によってあらすじから。
大手製薬会社であるパシフィック製薬は、「世界の驚異シリーズ」と言うテレビ番組のスポンサーであるが、視聴率は低迷している。同社の宣伝部長である多古(有島一郎)は、社長から視聴率向上の厳命を受け、 クリックして続きを読む
筆者の体調が回復してきたこともあり、立て続けになりますが新作を発表させて頂きます。
今回は、1962年の東宝の怪獣映画「キングコング対ゴジラ」を取り上げます。
例によってあらすじから。
大手製薬会社であるパシフィック製薬は、「世界の驚異シリーズ」と言うテレビ番組のスポンサーであるが、視聴率は低迷している。同社の宣伝部長である多古(有島一郎)は、社長から視聴率向上の厳命を受け、 クリックして続きを読む
今回は、「紙の月」を取り上げます。この映画は2014年制作とこのコラムとしては、ずいぶん新しいものになります。先ずはストーリーから。
とある銀行の支店に勤務する梨花(宮沢りえ)は、サラリーマンの夫である正文(田辺誠一)と2人で暮らす平凡な主婦。梨花の同僚には、若くて調子のよい相川(大島優子)、支店勤務25年のお局さんで何かにつけうるさい隅(小林聡美)、無能な支店次長の井上(近藤芳正)等がいる。正文は仕事が多忙で、梨花との家庭内の会話は途絶えがちであった。そんな中、梨花は銀行の顧客で気難しい老人の平林(石橋蓮司)宅を訪問した後、お茶を入れようとした台所で孫の光太(池松壮亮)と出会う。 クリックして続きを読む
今回は、梶芽衣子の「修羅雪姫」を取り上げます。1973年に封切りされた映画で、初めて見たのは、当時、私が住んでいた京都の下宿の近くに京一会館と言う邦画専門の映画館だったと思います。
今まで、八甲田山とか白い巨塔とか所謂大作を取り上げてきたので、興味を持って頂いた方も多少はいたかも知れませんが、今回は多少マニアックな作品(私の中では、かなりの名作なんですが)なので、果たしてどれだけの方に読んでいただけるやら‥‥。
さて、例によってあらすじから‥‥。
時は明治30年頃の夜、雪道を人力車で急ぐ柴山源蔵(小松方正)と取り巻きの前に、白い着物を纏い紫紺の蛇の目傘を持った若い女性が現れる。 クリックして続きを読む
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